スポーツと環境

わたしたちにできること(夏季競技編)

水質について

環境のために何ができるの? 〜環境問題に関して、あなたができること

スポーツをするとき必ず水分を補給しますね。水なしでは人間が生きていけないどころか、地球の自然の営みそのものが立ち行かなくなります。しかし世界全体で見るときれいな水を確保する事が難しくなってきています。水が汚れるには多くの理由がありますが、一つは酸性雨です。空中に漂う排気ガスが酸性の雨になって降る事です。有害物質を含むゴミを、自然の水の流れや地下水に近いところに捨てると水は汚れます。私たちスポーツマンもきれいな水を確保するために気を配りましょう。

問題

スポーツを行うために水のきれいな場所を探すことは、ますます難しくなっています。未処理の下水、殺虫剤、工業排水、ゴミ酸性雨、洗濯から生ずる雑排水などが、水質汚染の源です。

殺虫剤のような化学汚染は、臓器機能不全、または長い年月の間に少しずつ、繰り返し影響を受けることによってガンを引き起こす原因となります。

大腸菌あるいは寄生虫などの有機媒介物は、危険な感染症の原因になります。

屋外で泳ぐ選手、または漕艇、カヤックなどの水上競技を行う選手は、汚染レベルに注意する必要があるし、その種の物質にこれ以上さらされることを避ける必要があります。

屋内プールを消毒するために使う化学物質は、健康に有害で危険です。塩素処理されたプールに、長時間過ごす選手は、自分の毛髪や歯の状態や全体の健康の衰えに気がついていることでしょう。

あなたができること!

以下を実行することにより、水源をきれいに保つことができます。

■ 個人や家庭用の洗剤は、生来、生物分解できるものを選ぶこと。
■ 家庭やスポーツの分野において、化学薬品を用いた殺虫剤や肥料の使用は減らすか、避けること。
■ 塗料、石油、溶剤、非分解性の洗剤など有毒物を水源地または排水溝に捨てないこと。
■ 水質保全およびリサイクルの習慣を奨励すること。
■ 乗船時に、ゴミを船外に捨てずに、的確に再利用するまで、あるいは陸に降ろしてから処分するまで、船上に保管すること。
■ 水泳プールに使用する化学薬品が適した濃度にあるか監視すること。

ご存知でしたか?

2000年シドニーオリンピック競技大会の会場地であったホームブッシュ湾は、元は食肉処理場、煉瓦倉庫、商業、産業廃棄物用のゴミ捨て場でした。オリンピック調整機構を主体に、有害物質を移動したり、安全に汚染を除去したり、担当者が常時監視できる、安全に保管できる場所に、残りの廃棄物を埋めるなど、掃除に着手しました。


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