コラム/インタビュー

『未来のオリンピアン』

オリンピックコラム

目標は東京2020で金! 自分に厳しくやっていきたい

野口 凌平(フェンシング)

野口 凌平(のぐち・りょうへい)
福岡県出身/JOCエリートアカデミー3期生
(取材日:2014年8月14日 text:岩本 勝暁)

アカデミー生として芽生えた自覚

2014年度の1年間、JOCエリートアカデミーのキャプテンを務めた(写真:魚住貴弘)
――今年、JOCエリートアカデミーのキャプテンに選ばれました。どんな気持ちで臨んでいますか。

 キャプテンといっても、何か特別なことをするというわけではなく、3月の修了式や4月の入校式などでアカデミー生を代表して挨拶するくらいです。人前で話すことが苦手ではないので、特別大変に感じることはありません。後輩もたくさん入ってきましたので、同じ目標に向かっている仲間とともに、切磋琢磨しています。

――本誌2012年号でも取材に答えていただきました。それから2年がたち、どんなところに自分自身の成長を感じていますか。

 私生活で、身の回りのことがきちんとできるようになりました。また、アカデミー生としてどういう行動をとらなければいけないか、自分で考えて実践できるようになったと思います。先輩の姿を見たり、話を聞いたりする中で、自覚が芽生えてきました。

――エリートアカデミーに入ってよかったと思うことは。

 ナショナルチームの方と一緒に練習させていただく機会も多いので、競技の面に関してとてもよい刺激を受けています。また、周りの仲間たちと共同生活を送ることで、協調性もずいぶん身に付いたと思います。

仲間とともに 同じ目標を目指して

体の大きい外国人選手には近い距離で勝負する
――技術面で、先輩との距離は縮まっていると感じますか。

 以前よりは縮まっているかもしれませんが、ナショナルチームの先輩たちは強いです。一つ一つの動きに無駄がありません。みなさんタイプは違いますが、相手との駆け引きなど、戦術や作戦は特にすごさを感じます。

――相手によって得手不得手は。

 体が大きくてガンガン攻めてくるタイプの外国人選手は、僕だけでなく日本人選手が苦手とする傾向にあると思います。相手に距離を取られると、こちらの剣が届かなくなるので、近い距離で勝負することが大事です。

――私生活では、他競技の選手とコミュニケーションを取る機会は。

 食事のときがいちばん多いですね。東京での生活にも慣れて、仲がいい選手とは休みの日に一緒に出掛けることもあります。もちろん試合でうまくいかなくて苦しいときもありますが、みんなで同じ目標に向かって頑張っていけるのでとても充実しています。

――後輩からアドバイスを求められることはありますか。

 競技のこと以外に、たまに勉強のアドバイスもするんですよ(笑)。周囲へ気配りすることが競技にも生かされるようになり、相手がよく見えるようになってきたと感じています。

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