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第29回オリンピック競技大会(2008/北京)

ビーチバレーの解説

日本代表選手団

競技・出場権

現在オリンピックで最もチケットが売れる種目の1つとなったビーチバレーは、1992年バルセロナ大会でデモンストレーションとして行われ、1996年アトランタ大会から正式競技となって、北京で4大会回目を迎える。

1914年、ハワイ・オアフ島ワイキキのビーチクラブで初めてプレーされたと伝えられるビーチバレーは、1930年にアメリカ・ロサンゼルスのサンタモニカビーチで初めて2人制が行われ、以後、ブラジルやヨーロッパへと広がった。
1987年にブラジル・リオデジャネイロで国際バレーボール連盟(FIVB)主催の初の国際ビーチバレー大会が開催され、同じ年に日本バレーボール協会も「第1回ビーチバレージャパン」を湘南・藤沢市江の島海岸で開催、ともに世界・日本のビーチバレー発展の起爆剤となった。

今回のオリンピック予選には男女ともに世界約50か国のチームが参加。日本では毎年200以上の大会が行われている。近年、世界の大都会のランドマークに砂を敷きつめて行う大会が、次々に登場している。

ビーチバレー歴代オリンピック日本代表

1996アトランタ大会
・男子:瀬戸山正二/高尾和行  17位
・女子:高橋有紀子/藤田幸子   5位
・女子:石坂有紀子/中野照子   9位

2000シドニー大会
・女子:佐伯美香/高橋有紀子   4位
・女子:石坂有紀子/清家ちえ  19位

2004アテネ大会
・女子:楠原千秋/徳野涼子   17位

オリンピック出場チーム決定方法

(1)出場チーム数

男子24チーム、女子24チーム
※男女とも24チーム中、1チームは開催国(中国)

(2)オリンピック予選対象大会開催期間

2007年1月1日〜2008年7月20日

(3)オリンピック予選対象大会

1. FIVBワールドツアー・オープン大会
  ・男子:2007年12大会/2008年8大会
  ・女子:2007年12大会/2008年7大会

2. FIVBワールドツアー・グランドスラム
  ・男子:2007年4大会/2008年4大会
  ・女子:2007年4大会/2008年4大会

3. FIVBワールドツアー・世界選手権
  ・男子:2007年1大会
  ・女子:2007年1大会

4. 大陸選手権
  ・男女とも2007年、2008年の各大陸ファイナル大会(開催されない場合もあり)

(4)オリンピック出場権獲得方式

予選期間となる2007年1月1日〜2008年7月20日の間に開催されるFIVB認定の北京オリンピック予選対象大会(World Tour、 World Championships 2007、FIVB認定の大陸選手権)に同ペアで少なくとも8大会以上に出場し、そこで各チームが残した上位8大会の総獲得ポイントによりオリンピックランキングが決定。開催国である中国1チームを含む、上位24チームがオリンピック出場権を獲得する。

※一カ国最大2チームが出場可能:同国で24 位内に3チーム以上が入った場合、その3チームの内、上位2チームが出場権を得る。
※各大陸より最低1チームが出場:5大陸から少なくとも男女それぞれ1チームが出場するというルールに則り、オリンピックランキングに1チームも入らなかった大陸があった場合、その大陸の最高順位のチームが24チーム内に推薦される。

競技方法

砂の上の8m×16mのコート、インドアバレーと同じ男子243cm、女子224cmの高さのネットで行われる。ラリーポイントシステムで、3セットマッチ。相手コートへの返球までのボールタッチは3回で、ブロックは1タッチに数えられる。ボールはビーチバレー専用ボールを使用、インドアよりも空気圧が低い。選手交代はできず、選手ベンチ付近に監督・コーチ・スタッフが近づくことも、客席からの指示も禁止されている。

第1、2セット

・ポイント:21点(タイブレークの場合2点差がつくまで ex. 22-20など)
・コートチェンジ:両チームの得点合計が7の倍数になった時(ex.5-2、8-6など)
・テクニカルタイムアウト:両チームの得点合計が21点になったとき、1回30秒
・タイムアウト:ボールデッドのときに各チームがリクエストでき、1セット1回30秒。(第3セットも同じ)
・セット間インターバル:1分(第2-3セット間も同じ)

第3セット

・ポイント:15点(タイブレークの場合2点差がつくまで)
・コートチェンジ:両チームの得点合計が5の倍数になったとき
・テクニカルタイムアウト:なし

競技形式

(1)予選ラウンド:24チーム(96試合)

予選ラウンドは24チームが4チームごとに6組に分かれ、総当たり戦を行い次のラウンド(Round of 16)に進む16チームを決定します。各プールのチーム分けは、FIVB規則の従って行なわれる。

ポイント:
・勝者には2ポイント、敗者には1ポイントが与えられ、棄権したチームにはポイントは与えられない。

Round of 16進出16チーム:
・12チーム:各プールの上位2チーム
・2チーム:各プールの3位にランクしている6チームの内、成績上位2チーム(試合結果・セット率・得点率による)
・2チーム:各プール3位の成績上位2チームを除いた、残り4チーム間で試合(Lucky Loser)を行い、決定される。
・計16チーム
・プール内の順位は、勝敗、セット率、得点率の順で決定する。

(2)Round of 16 準々決勝:16チーム(8試合)

・予選ラウンド終了後のシードチームの決定はFIVBの規則に従って決定する。16チームがシングルエリミネーション方式(=トーナメント戦方式)で競技し、勝利した8チームが準決勝に進出する。

(3)Round of 8 準決勝 :8チーム(4試合)

・8チームがシングルエリミネーション方式で競技し、勝利した4チームが決勝に進出する。

(4)決勝

・準決勝の敗者同士が戦い、3・4位決定戦を行う。
・準決勝の勝者同士が戦い、決勝戦を行なう。