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第29回オリンピック競技大会(2008/北京)

アーチェリーの解説

日本代表選手団

競技は、オリンピック大会用オリンピック・ラウンド方式で実施される。

このオリンピック・ラウンドは、
・射距離は、70m。ターゲット・フェースは、直径122cmを使用。
・ランキング・ラウンドを除き、競技は「1対1」のマッチ戦で行われる。

(1)ランキング・ラウンド <非公開> (8月9日。女子:12:00。男子:15:30)

競技は、決勝ラウンド会場に隣接する練習場で行われる。
・全競技者(男女各64名)は、個人戦・団体戦での対戦相手、および、シューティングの位置・順番を決定するため、ランキング・ラウンドに出場する。
・個人順位は競技者個人の得点、団体順位は同一国の3競技者の合計得点による。
・矢数は1人72射(720点満点)。1エンド6射(制限時間4分)を12エンド行う。

(2)個人戦(女子:8月12、14日。男子:8月13、15日)

1. 競技の進め方
・ランキング・ラウンドの順位により、あらかじめ決められたトーナメント表に競技者が割当てられ、その組み合わせにより、勝ち抜きマッチ戦を行う。
(例:1位対64位、2位対63位 以下同様)
・1回戦(64名→32名)から決勝戦まで、3射を4エンド行う(12射=120点満点)。(優勝するには、1回戦から6回連続で勝ち抜かなければならない)
・制限時間は、いずれも1射につき30秒で、両競技者は交互にシュートする。

2. 矢取りとスコア表示
・競技進行中、1射ごとの得点とランニングスコアが、ターゲット下のスコアボードに表示される。
・1エンド終了ごとに、ターゲット背後の防矢壁内に待機する、ジャッジ等の競技役員がターゲットに近づいて、スコアリングを行う。
・ジャッジが得点をコールし、スコアラーがスコアカード(正式記録表)に記入する。エージェント(競技者の代理人)は、得点記録の確認と矢取りを行う。

3. マッチ・シューティングの手順
・ランキング・ラウンドで高順位の競技者が第1エンドのシューティングの順番を選択する。
・以降のエンドは、前のエンドまでの合計得点の低い競技者が先にシュートする。
  同点の場合、第1エンド先攻の競技者が先にシュートする。
・競技者は30秒以内に1射を終えなければならない。それまでにシュートできなければ、その矢は失格となる。
・時間は、減算タイマーで表示される。
・30秒を経過した後に発射された場合、そのエンドの最高得点が「0点」(Mと表示)となる。
・30秒経過後、またはシューティング終了後、相手の競技者のタイマーが作動し、シューティングを開始する。
・以下、この手順を繰り返し、両競技者は、1エンドの3射を完了させる。

4. タイブレークの手順
・1マッチ終了時点で同点の場合、以下の手順でシュートオフ(延長戦)を行い、勝敗を決定する。
・両競技者が1射し、高得点の競技者を勝ちとする。
・同点の場合、2本目・3本目まで同様に行い、 3本目が同点の場合、中心に近い矢の競技者を勝ちとする。

(3)団体戦(女子:8月10日、(男子:8月11日、日本は出場しない))

1. 競技の進め方
・団体戦は、1チーム3名の合計得点により、勝敗を決定する。
・ランキング・ラウンドの順位により、あらかじめ決められたトーナメント表にチームが割当てられ、その組み合わせにより、勝ち抜きマッチ戦を行う。
(例:1位対16位、2位対15位 以下同様)
*女子は、出場が10チームのため、1回戦は、上位6チームはバイ(不戦勝)となる。
・制限時間は、1エンド6射(2射×3競技者)につき2分。
・1マッチは4エンド(24射)行う。
・両チームは、3射ごとにシューティングを交替し、1エンドの6射を完了する。

2. 矢取りとスコア表示
個人戦と同様に行う。

3. マッチ・シューティングの手順
・ランキング・ラウンドで高順位のチームが第1エンドのシューティングの順番を選択する。
・以降のエンドは、前のエンドまでの合計得点の低いチームが先にシュートする。
  同点の場合、第1エンド先攻のチームが先にシュートする。
・両チームは、シューティングライン(SL)の手前に設置された「1mライン」で待機し、ブザー1声により、SLに進んでシューティングを開始する。
・先攻チームの第1競技者は、シューティングを終えると「1mライン」に戻り、第2競技者と交替する。第3競技者との交替も同様に行う。
・SLには、1競技者だけが立つことができ、交替は「1mライン」の位置で行われる。
・先攻チームの3射が終了し、「1mライン」に戻ると同時に、残り時間を表示した状態でタイマーが停止する。
・後攻チームへの開始合図(ブザー1声)が出され、同時に後攻チームのタイマーが作動する。3射終了後、残り時間を表示してタイマーが停止する。
・以下、この手順を繰り返し、両チームは、2分以内に1エンド6射を完了させる。

4. タイブレークの手順
・1マッチ終了時点で同点の場合、以下の手順でシュートオフ(延長戦)を行い、勝敗を決定する。
・両チームの各競技者が、1射し、合計得点の高いチームを勝ちとする。
・同点の場合、2回目・3回目まで同様に行い、 3回目が同点の場合、中心に近い矢を持つチームを勝ちとする。