第29回オリンピック競技大会(2008/北京) チームジャパン、いざ北京へ。

伊調千春選手、吉田沙保里選手、伊調馨選手、浜口京子選手
(レスリング)

伊調千春選手 女子フリースタイル48kg級

ハードな練習できついですが、コーチ陣たちも北京オリンピックで金メダルを獲りにいくという気持ちのもとで厳しくやって下さっていると思うので、私たちもそれについていかないといけないです。今の課題は構えです。構えが高い時は自分らしいレスリングができないんです。しっかりした構えができている時は横にも動けるし、相手が崩れた時には前にも出られるので、常に構えを意識して練習しています。今回のメンバーは4年前にアテネのマットの上で戦った同じ仲間です。あの時は金2、銀1、銅1ということで、私自身も悔いが残っています。なので、今度こそ4人全員で金メダルを獲りたいです。北京のマットで優勝して金メダルを獲って、「楽しかった」と言って終わりたいですね。

 

吉田沙保里選手 女子フリースタイル55kg級

3月のアジア選手権終了後にコーチ陣から「北京オリンピックで金メダルを獲るのはそう甘くない」と、厳しい言葉をいただきました。きつい内容の練習ですけど、オリンピックで金メダルを獲るためにも、必死でコーチについていきたいと思います。今はタックルの後の取り方や、ホールしても頭が下がって、自分も返りそうになっちゃうことがあるので、そこの体のかわし方とか、細かい基本的な部分が下手なので重点的に練習しています。今年のワールドカップで負けて国際試合の連勝記録がストップしましたが、オリンピックまでに課題ができたことはすごくよかったと思います。最後に笑って終わりたいので、オリンピックまで死にものぐるいで頑張っていきたいと思います。

 

伊調馨選手 女子フリースタイル63kg級

北京オリンピックまでの残り時間は、何かを成し遂げようとするにはちょっと短すぎるような微妙な期間なので、何かをするというよりとにかくがむしゃらにレスリングと向き合っていきたいです。合宿ではすべての練習量が倍ぐらいになっています。体力の面でも技術の面でも原点からやっていこうと、コーチと選手が一丸となり初心に戻った感じです。自分ひとりで自分を追い込むのは難しいけれど、みんなと一緒だったらできることもあります。だから、厳しいけどうれしいような気もします。技術の面でも成長したし、体重も年々増えて外国人選手に対して、あまり威圧感を感じなくなってきました。4年前に比べてすべてが強くなっていると自分でも感じます。だからオリンピック本番が楽しみです。

 

浜口京子選手 女子フリースタイル72kg級

オリンピックへの出場権を獲得しなきゃいけない、というプレッシャーから解放されて、今はリラックスして練習に取り組んでいます。合宿の練習がとても厳しいので、一日一日を怪我なく、精一杯自分のことを追い込んで、ただ強くなるために練習したいです。4年前に比べてレスリングが分かってきました。アテネオリンピックが終わってからいろいろな経験をさせてもらい、それを乗り越えたという自信があるので、土壇場に追い詰められてもあの時より気持ちが強くなっていると思います。北京オリンピックでは、自分がどんなにガチガチに緊張しても、相手と差があるようなレスリングができたらいいなと思っています。それぐらい強くなりたいです。

(2008.5.29掲載)